【全行程】
スキーをする前日の15日(火)、列車でパリ(3泊)からチューリッヒ経由で移動してサンモリッツには夕方に到着しました。パリ8時24分発の高速鉄道TGVでチューリッヒまで移動して、そこで乗り換えてサンモリッツには17時頃に到着しました。到着後、宿泊場所であるCristal Hotelにチェックインしてから、サンモリッツドルフにあるCORVIGLIA行きケーブルカー発着場近くのスキー用品レンタルショップ(SKI SERVICE)で16日からの3日間のスキー板のレンタルを予約し、翌日の滑走当日朝のスキー板のレンタルはほとんど待ち時間なしで借りることが出来ました。なお、家族3人のスキー靴と息子のスキー板は日本から持って行ったので、夫婦のスキー板2人分のレンタルとなります。現地のガイドブック「MOUNTAINGUIDE」によると、サンモリッツの主なスキーエリアは5つあって(他にもいくつかあります)、CORVATSCH(コルバッチ)、
CORVIGLIA/Piz Nair(コルベリア/ピッツネイル)、DIAVOLEZZA(ディアボレッア)、MUOTTAS MURAGL(モータスムライユ)、ZUOZ(ツオーク)の5か所になります。
(カタカナはドイツ語やスイス語の発音を正確には表していないです。)
なお、スキー最終日の夕方、ホテル前バス停の次のバス停前にあるセガンティーニ美術館で絵画の鑑賞をしました。
(参考)
サンモリッツからは、ミラノ(1泊)、フランクフルト(1泊)を経由して日本に帰りました。
パリ、ブラッセル、ベルギー、ミラノ、フランクフルトの旅行については→こちら。
●2011年3月16日(水): ⇒CORVIGLIAの写真へ
CORVIGLIA/Piz Nairにて終日スキーです。 CORVIGLIAのゲレンデマップ(JPEG:SCAN)はこちら。
今日はサンモリッツスキーの初日ということと霧が出ていたので、ホテル近くのCORVIGLIA/PIZ NAIRに行くことにしました。
最初にケーブルカーの乗り場傍のスポーツショップ(SKI SERVICE CORVATSCH)でレンタルスキー板を借りて(3日間で115CHF、靴は持参)、ケーブルカー乗り場で全山共通リフトバス3日券(3Tag大人204CHF)を購入しました。
St.Moritz Dorf(標高1856m)からケーブルカーにてChantarella(2005m)を経由(乗換え)してCorviglia(2486m)に行きました。そこで、リフトと滑走を数回繰り返してからMarguns(2278m)で昼食をとり、午後からゴンドラでPiz Nair(3057m)まで登って山頂の裏側を通ってLej da Peschに下って、またリフトでFuorcla Grischaまで登ってからとても長いコースを下ってMargunsにたどり着きました。そのあと、CorvigliaとMarguans周辺を滑走してから午後3時半に終了してSt.Moritz Dorfに戻りました。
雄大なスキー場に感動しながらのスキーでしたが、霧がかかって展望はよくなかったのは残念でした。また、Piz Nairからの滑走は、途中、我々家族3人しか滑走していないのと濃霧になって視界が悪くなってきたのですが、コース両側の境界識別ポールの間を意識しながら下まで滑走しました。
●2011年3月17日(木): ⇒CORVATSCHの写真へ
CORVATSCHにて終日スキーです。 CORVATSCHのゲレンデマップ(JPEG:SCAN)はこちら。
今日はCORVATSCH(コルバッチ)に行きました。
ホテル前にあるバス停(Schulhausplatz)から路線バス(ENGADIN BUS)を利用してCorvatschのケーブルカー乗り場前バス停(Corvatschbahn、Surlej地区)まで約20分(バス停で11個目)を要しました。
乗車したバス停SchulhausplatzはSt.Moritz Dorfにあり、降車したバス停CorvatschbahnはSurlejに位置します。
このバスは時間帯(あと季節)にもよりますが、30分毎に出ているE路線の9時50分発Sils行きに乗りました。
E路線は、Zuo−Chamues-CH−Samedan−Celerina−St.Moritz Dorf-Bad−Corvatsch−Furtschellas−Silsの路線を運行しています。
なお、路線バスは9路線あり、上記の5つのスキー場の入口の当たるケーブルカー又はリフトの乗り場前に各々以下のバス停があります。
・ CORVATSCH(バス停:CORVATSCHBAHN)
・ CORVIGLIA(バス停:SCHULHAUSPLATZ)
・ DIAVOLEZZA(バス停:BERNINA DIAVOLEZZABAHN)
・ MUOTTAS MURAGL(バス停:PUNT MURAGL TALSTATION)
・ ZUOZ(バス停:CHAUNT DA CRUSCH)
バス停(Corvatschbahnを)降車してからケーブルカー(1870m)でCorvatsch Mittelstation Murtel(2702m)まで登り、リフト(Alp Surlej)脇のゲレンデを滑ってからゴンドラで頂上側のCorvatsch Bergstation(3303m)まで登って長いコースを滑り降りてから、一旦、Tバーを利用して複数のゲレンデを滑走しました。
今日も生憎の曇り時々小雪の視界不良と前日からの降雪でゲレンデのほとんどが新雪ということで常に緊張した滑走になりましたが、雪質はとても良くて満足のゆくスキーでした。帰路のバスは往路の逆行でホテルに18時頃に着きました。
現地のスキーヤーは新雪のゲレンデ(日本のゲレンデのようには全く圧雪されていなかった。)や岩だらけの間や林のオフコースを滑走しているのを時々見かけましたが、そのようなコースにもとても慣れてるといった感じです。
●2011年3月18日(金): ⇒DIAVOLEZZAの写真へ
今日のDIAVOLEZZA(ディアボレッア)は強風でスキー場としてはクローズでしたが、ゴンドラは運転していたので、標高2978mのゴンドラ山頂側駅まで登ってレストランで休憩して午前中に山麓駅まで下りてきました。
DIAVOLEZZAのゲレンデマップ(JPEG:SCAN)はこちら。
なので、
午後から移動してCORVIGLIA/PIZ NAIRにてスキーです。
バス停(Schulhausplatz)を朝9時49分に出発して約30分でDIAVOLEZZAに到着し、大型のゴンドラに乗ろうとしたら係員から、スキー場のクローズを告げられたため、スキー板を発着場に置いてゴンドラで頂上に登ってレストランで一休みしました。頂上側のレストランからは雄大なサンモリッツの山々の景色をしばらく見とれていましたが、クローズが解除されないので、あきらめてゴンドラで下ってからバスでCORVIGLIAに戻りました。CORVIGLIAでは午後1時頃からスキーを楽しめました。
今日は現地で初めての快晴で、PIZ NAIRからの展望も良く、ゲレンデの視界とコンディションは申し分ない状況でした。最後に麓付近までスキーで滑ってきましたが、CORVIGLIAから下のChantarella(2005m)までは上級コースで急斜面の少し不整地でしたが、スイスイ滑ったのは息子だけでした。
夕方の4時半にスキーは終了してから時間が少しあったのでセガンティ−ニ美術館に行きました。日本語セットを借りて、セガンティーニの3部作の「生」、「自然」、「死」を鑑賞することが出来ました。
なお、セガンティーニ回顧展を日本の損保ジャパン東郷青児美術館(新宿)にて2011年4月29日(金)から7月3日(日)まで実施されるとのこと。(展示は約60点ですが、展示作品は聞きませんでした。) サンモリッツ最後の夕食はミートフォンデュとトラウトの蒸し焼きにしました。ホテルに戻ってからサンモリッツの思い出を話し合いながら現地との別れを惜しみました。
●今回は行かなかったですが、ZUOZのゲレンデマップ(JPEG:SCAN)はこちら。
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