【全行程】
2009年8月12日(水)、晴れ
前日の宿泊地の八ヶ岳南麓の甲斐小泉を朝出発して木曽駒ケ岳近くの千畳敷カール(長野県駒ケ根市)に出かけた。
黒川平から先は許可車指定者以外の自家用車が入れないので、中央自動車道の駒ケ根ICを出てから菅の台バスセンター前の駐車場に駐車して、そこから路線バスに乗り換えてロープウェイ麓側の標高1661mのしらび平駅に行く。そこから駒ケ岳ロープウェイで標高2612mの千畳敷駅まで上がると駅前から千畳敷カールを一望できる。カールには遊歩道があり、途中から乗越浄土(のっこしじょうど)まで約40分の八丁坂があり、宝剣岳を見上げながら坂をゆっくり登った。平日であるがお盆休みに入っているので、バス、ロープウェイ共に混んでいて、バス乗車の待ち時間が約30分、ロープウェイ上り待ち時間が約1.5時間、また、下りが約2.5時間で待ち時間合計は4.5時間であるが、下りの待ち時間については、ロープウェイ山頂駅を下車するときに下りの待ち行列に予約してから千畳敷散策をしたので、乗車場所でずーと待っていた訳ではない。
千畳敷カールは盆地のようになっていて、氷河が山を削りながら段々と下り、下に集まって盆地の中央部分が盛り上がったできた形状。八丁坂を左側に前山(2883m)、左側に宝剣岳(2931m)を見上げながら、岩のごつごつした登り斜面の山道をゆっくりと登って乗越浄土にたどり着いた。そこから先は、ロープウェイ下りの最終時間に間に合わないのであきらめた。千畳敷カールの景観を眺めながらの散策で心地よい汗をかくことができたので十分に楽しむことができた。次は秋に訪れようと心の中で叫んで千畳敷を後にした。(ロープウェイ乗車賃の往復3800円;乗った時の料金です。)
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